2009年2月2日月曜日

1月15日 モアイが倒れている理由


イースター島は小さな島なので
車があれば一日で
島を一周することも可能です。

モアイを作ることに熱中して
森の伐採をしすぎたために
生産性がなくなってしまい
どんどん貧しくなり

それもこれもモアイが悪い!
ということになって

今度はモアイを
片っ端から倒していった、
という歴史があるそうです。

島のモアイ像の多くが
倒れているのは
人為的なものなのです。

(1960年のチリ地震の津波によって
倒れたものもあるそうですが)


島を上から見渡すと
剥げた大地、という感じで
森がほとんど無くなっているのが
分かります。

家庭菜園以上の畑もなく、
スーパーに並ぶ必要な物資は
ほとんど全て
チリから運ばれているため
物価は高めです。

モアイがいるからこそ
観光で成り立っている
この島の自給率は
とても低いのでしょう。

と考えると
なんだか皮肉ですね。

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