2009年1月7日水曜日
1月1日 vol.1 El Transito
カファジャテの街中には
歩いて行けるボデガ(ワイナリー)が
いくつかあります。
ブドウ畑は郊外にあっても、
ワイン醸造所は街中にあるのです。
その中のひとつ、
エル・トランジトに行ってきました。
建物は新しく、デザイン性も高いです。
お向かいにある
ナンニ(NANNI)というボデガから
独立したボデガだそうです。
建物に入ってすぐのところにあるバーで
ゆっくり試飲させていただきました。
試飲をしたのは
Petro Mariniという銘柄の
トロンテス
マルベック
カルベネ・ソーヴィニオン
の3つ。
*************
Torrontes 2008(白)
初体験のトロンテスは、
強いローズの香りが特徴的です。
ほとんど香水のような華やかな香り。
熟れたブドウの味とともに酸味が混ざり、
高級感あふれるテイストです。
トロンテスを初めて飲んだ人は、
びっくりすると思います。
ここのトロンテスは、
メキシコ、アメリカ、エクアドル、
ベネズエラ、パラグアイに
輸出されているそうです。
Malbec 2007(赤)
マルベックは、
アルゼンチンで広く飲まれている品種です。
ここのマルベックもトロンテスと同様に香りが強く、
ベリーやカシスの、しかも少し野生的な香りがします。
渋みもあり、癖の強い赤です。
しかし、慣れてくると
癖のように感じていたストラクチャーが
複雑に計算された美味しさのように
感じられるようになってきます。
この品種がアルゼンチンで広く飲まれている理由が
このへんにあるのかもしれません。
Carbenet Souvinion 2007(赤)
ボルドーのカルベネ・ソーヴィニオンだそうです。
あっさりした飲み口で、香りも華やかですが、
ちょっとした苦味があったり、
ウィスキーっぽいスモーキーさもあったりで
トリッキーなところがおもしろいです。
全体的にはすっきりとしています。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿