2009年3月14日土曜日

2月25日 メキシコ・サルサの役割


日本人がお米を食べるように
メキシコ人にとって
トウモロコシの粉を練って焼いた
トルティージャは
食事に欠かせないものです。

そして
もうひとつ欠かせないのが、
(激辛)サルサ。

なんにでもサルサをかけます。
パンにもスープにも、フルーツにも!

基本は赤いのと緑色の2種類。
サルサ・ベルデ(緑色)のほうが辛いです。

不思議なことに、
辛いものを食べ続けていると
辛味が味の協奏曲のなかの
ひとつのメロディーになってきます。

ただ辛いとおもっていたサルサに
耳(舌?)を傾けてみると
ほかの甘みや旨み、酸味などと
ハーモニーを奏でているのです。

2月23日 サヨナラ南米

ペルーのリマから
メキシコまで
空路で移動。

メキシコは分類によっては
南米に入らないので
ここで、南米とお別れです。

11月にメキシコを出てから
約4ヶ月間。

いろんな美味しいものだけじゃなくて
いろんな景色、いろんな人たちとの
出会いと別れがありました。

日本から遠く離れた南米の地が
こんな近い存在になるとは思いませんでした。

南米とは、ひとまずこれで
しばしお別れですが、
これからもまだまだ
付き合っていきたい大陸です。

2009年3月4日水曜日

2月22日 Menu del Dia

Menu del Dia とは
ランチセットのことで
日替わり定食が楽しめます。

市場の近くの食堂で食べた
日替わり定食は
前菜とメインに飲み物がついて
7ソル(200円ちょっと)。

前菜とメインは
それぞれ7つくらいのチョイスがあり
好きなものを選ぶことができます。

今日のランチのご紹介。


Caldo Blanco
豚肉の脊髄を煮込んだ
白濁したトンコツスープ。
おイモやユカ(繊維質の多い南米特有の芋)
と一緒にいただきます。
味付けも濃すぎないので
濃厚なのにスッと入ってしまいます。


Arros Mariscos
いわゆる、
貝がいっぱい海鮮ピラフ。
ご飯党の日本人としては、
パサパサご飯が物足りなかった・・
ですが、味はなかなか。


ちなみに夕食も
地元の人が出入りするお店に行くと
前菜とメインにお茶がセットで
なんと2.5ソル(80円くらい)。

ペルーの食の値段は
場所によって
本当にさまざまです。

たとえば、お昼だと
観光客向けが、30ソル(1000円)
地元ホワイトカラー向けが、7~8ソル(200円)
市場の屋台2ソル(70円)
という10倍程の差が付きます。

あまりの違いに
一体何にお金を払っているのか
分からなくなるほどです。

2月22日 Ceviche


セビッチェは
白身魚やイカ、エビなどを
玉ねぎやコリアンダー、チリと一緒に
レモンと酢でマリネにした
ペルーを代表する一品です。

海鮮マリネのような感じで
日本人にも親しみのある味なので
美味しくいただけます。

レモンの酸っぱさと
コリアンダーの香りが
シーフードの旨みを
ぐっと引き出し
素敵な世界が広がります。

脂っこい料理が多いなか
ホッとする一品でもあります。

ちなみに写真のセビッチェの
サイドに付いているのは
オレンジ色をしたサツマイモ。

こちらではカモテと言います。
これもホクッと甘くて
セビッチェと相性抜群です!

2009年3月2日月曜日

2月21日 カエルジュース


Jugo de Ranaとは、カエルジュース。
市場でみつけてしまいました。

ひとりで1杯だったら
尻込みするところですが
この時は、宿で出会った日本人7人で
市場に来ていたので、
みんなで1杯を飲むことに・・・

一杯7ソルと
ペルーにしては
かなり高額ですが

精力増進に役立つと
みんな興味深々でした。

店先には、
生きが良さそうなカエルちゃんたちが
水槽ではねています。

そのカエルを2匹ほど取り出して、
まな板で叩いて殺し、
皮を剥いだあと
沸騰したお湯で煮ます。

そのカエルと蜂蜜や
マカというきな粉のようなものなど
いろいろ混ぜて、ミキサーします。

なるべくカエルが視界に入らないようにして
飲んでみると・・・


結構いける!
和菓子のような味わい。
カエルの味が残らないほど
いろいろ入れているからだと思われますが
一度試してみるのもいいと思います。

2月21日 Adobo


Adobo(アドボ)は、
豚の骨肉(おそらく脊髄)を
煮込んだお料理。

とんこつスープ並みに、
混濁したスープなのですが、
いろんなスパイスが混じっているのか
少し酸っぱいのです。

大きなお肉を崩しながら、
一緒に煮込まれている
玉ねぎとともにいただきます。

濃厚なのにすっきりだから
どんどんいけます。
スープカレーっぽいところもあります。

パンがついて6ペソ(180円くらい)。

2月20日 Rocoto


Rocoto(ロコト)とは
ジャンボ赤唐辛子の中に
玉ねぎやひき肉を炒めたものを入れ
上にトロリとチーズをかけた

アレキパを代表する
食べ物です。

サイドに
野菜のマリネが沢山ついて
ひとつ2.5ソル(80円くらい)。

辛味と旨味のアンサンブルが絶妙です。