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お世話になったマディディトラベルのスタッフに日本食のランチを作ってご馳走しました。献立は、白米照り焼きチキン肉じゃが玉子焼ききゅうりの漬物卵と葱のスープです。予想以上にうまくいきました。ここに併設してあったカフェで(いろいろあって今は閉店中)日本食カフェをやらないかと打診をされました。ちょっと迷っています。
セレレの道を歩いていると、アリの行列と交わることがよくあります。たいてい、
葉っぱをせっせと運ぶ
葉切りアリの皆さんです。晴れの日も雨の日もすごい勢いで葉っぱを運ぶ彼らには頭がさがります。しかも!彼らはシフト制に基づき、木から葉っぱを切り落とす担当(夜のシフト)とその葉っぱを運び出して巣まで持ち帰る担当(昼のシフト)に
分かれて働いています。たまにアリ道が静かな時があったので、お昼休みもあるのだと思います。
気になる木。森に入るとふっと涼しくなって木々につつまれるような感覚はボリビアでも日本でもあまり変わりません。しかし、アマゾンには、今まで見たことのないような木が沢山あります。大きな板根をもった木は、森から帰れなくなったときにシェルターの代わりになるそうです。動物は大抵後ろから襲ってくるので板根を背中にしていれば、ピューマからも身を守れます。ボツボツの木もあります。間違ってぶつからないように。
セレレには4つの湖があります。その2つの湖を訪れました。どちらの湖にもカイマンと呼ばれるワニが生息しています。手のひらサイズから5mを越すような大物まで沢山のカイマンがいます。(15分間隔くらいで遭遇)大抵、湖の湖面や湖畔で少しだけ顔をのぞかせて漂っています。ボートが近づいてもそしらぬ顔のカイマンもいます。巷での評判に反して、なかなかのんびりした奴らです。と思えば、いきなりボートに体当たりをしてくるカイマンもいました。
アマゾンに入って着々と蚊に刺されが増えてきています。これまでは標高の高いアンデスに居たので蚊対策はあまり考えていなかったのですがここに来てほぼ毎日のように蚊に刺されています。この地域にはマラリアは居ないそうですがデング熱にかかった人はいるそうです。メイド・イン・ジャパンの蚊取り線香も湿気のせいかあまり効果を発揮してくれていません。蚊は肉体的にも(かゆい!)、精神的にも(伝染病の恐怖)つらいものです。ヤモリは蚊を食べてくれます。もっとがんばれー
セレレでカカオの木を見つけました。割ってみるとモスラのような白い実が沢山入っています。もそっとしたライチのような食感です。チョコレートの原料として知られているカカオですが原料になるのはカカオの種でこの種を乾燥させ砕いてローストさせるとチョコレートのいい香りがしてきます。お湯を加えてココアとしてもいただきました。
チョコレートの風味はあっても
甘さはゼロなので
大量の砂糖を入れて
いただきます。
マディディトラベルは、マディディ国立公園の外にセレレと呼ばれるプライベートの保護区を持っています。ツーリストはセレレのエコロッジに寝泊りしつつ、森や湖を現地出身のガイドとともに歩き回ります。ちょっと散策しただけでサルや鳥、ワニ、魚、昆虫、不思議な植物たちを見ることができます。マディディトラベルがこのプライベート自然保護区を持つことになった経緯にも沢山のドラマがあります。
マディディトラベルの代表は、ローサマリア・ルイスさんという女性です。彼女は、ナショナルジオグラフィック誌が2000年にマディディを特集した時の取材チームをガイドした方でもあります。英語も堪能な、クレバーで愛嬌のあるおばさまです。幼い頃からこの土地を愛し、鉱山や先住民の村で暮らしエコボリビア財団という団体を組織して、マディディ国立公園の設立に大きな貢献をした方です。
ラパスからバスで18時間。
ルレナバケの街は、
世界でも珍しい生物の多様性を誇る
マディディ国立公園の入り口となります。
マディディ国立公園のほかにも
自然保護地域や先住民居住地などが点在しており、
総じてマディディモザイクと呼ばれたりもします。
4000メートルの山脈から
アマゾンまでを含んでいます。
今回、
はるばるルレナバケまでやってきたのは、
そのマディディ国立公園の設立のために
何十年も働いてきた
ローサマリア・ルイス女史の運営する
マディディトラベルというツアー会社で
ボランティアをするためです。
これから2週間、ルレナバケというアマゾンの町でボランティアをすることになりました。ラパスからは、バスで18時間。あるいは、飛行機で45分。バスが通る道は、「死のロード」といわれ、かつてはバスが転落したりして毎年死人が出ることで有名な道路でした。現在は車専用の別の道が開通し、「死のロード」は自転車ツーリングのみに使われているそうです。とは言え、舗装された快適な道が続いたのは初めの30分。途中からは、断崖絶壁の細い道になり、窓から見えるのは谷底のみ。そこを大型バスがすれ違ったりするのでバスの揺れと恐怖ですっかり酔ってしまいました。。とにかく生きててよかった。帰りは飛行機にしようかな・・・
エクアドルも
ペルーもボリビアもご飯がとても美味しい。 けど、やっぱり日本食が恋しくなります。カレー最高!
ボリビアの音楽には欠かせない楽器のひとつ、ケーニャ(たて笛)を作っているお店を見つけました。リコーダーのような感じですが音を出すのが結構難しいのです。がんばるとダメでああ、だめだー、と思って気を抜くと結構いい音が出ます。このお店でケーニャを作っているおじさん、実はボリビアでも100の指に入るミュージシャンで(と自分で言っていました)たまたまこの日やっていた彼の舞台を見に行くこともできました。
チチャロン(chicharon)とは、「揚げる」という意味。
セルド(cerdo)は「豚」。
つまり 豚のから揚げ。
豚肉の油の部分も揚げるので最初は美味しいのですが
食べ続けると ちょっと気持ち悪くなります。
付け合せはお芋 (この地域特有のシャリシャリしたお芋)とトウモロコシ (日本のものより粒が大きくて歯ごたえがない感じ)です。ビールのおつまみに美味しい一品です。
炒めたご飯の上に
薄い牛肉(おそらく叩いたもの)が乗り、
細かく切った玉ねぎや赤いピーマンが散り、
その上に目玉焼きが乗る。
これがシルパッチョです。
見た目は豪快ですが、
味は結構繊細です。
日本名は多分
目玉焼き乗りハンバーグピラフ。
ボリビア名物料理のひとつ
サルテーニャ。
朝ごはんとして
食べられています。
午後になると
もう売られていないことが多いので
ご注意ください。
サルテーニャは
こんがり焼けたカリカリの外側で
煮込み肉野菜が内側に
入っています。
熱々のジューシーな汁が
手にこぼれて
やけどをしたり
服にシミをつけることも
ありますが
毎朝食べたいくらい
美味しい!
ペルーのプーノから
ボリビアのラ・パスまで。
国境を越える9時間のバスの旅。
バスの中は
冷房が効く(ことになっている)ため
窓が開けられません。
でも
冷房どころか
バスの車内は
30度をキープしたまま
アンデスの山を
走り抜けていきます。
高い標高を維持しているため
日差しは強いのですが
外はひんやりとしています。
ボリビアへは
国境にある管理事務所で
手続きをします。
日本人は比較的簡単に
入国できますが
ボリビアの現在の政権は
アメリカと仲が悪いため
アメリカ人は入国に100ドルを
払わなければいけません。
入国を拒否されている
ペルー人ミュージシャンもいました。
チチカカ湖とご対面。
プーノから日帰りツアーで
チチカカ湖の島に
行くことができます。
ウロス島へは、ボートで30分程度。
トトラという葦のような植物を積み重ね
その浮力で浮かんでいる島です。
そこに住む昔ながらの生活をしている
先住民の村を訪ねるツアーでしたが
今となっては
ほとんど観光のみで
お金を得ているその島の人たちの
ツアー客を迎える歌にも服装にも
ちょっと違和感を感じてしまいました。
ツアー客が出入りするようになったために
それまで島に無かったレストランができたり
湖に捨てるしかないゴミが増えたり。
そしてツアー客として
ここに来ている私自身も、
その問題の一端なのでしょう。
観光地化することによって
良くなる部分と、悪くなる部分と。
新しく作られていく部分と、失われていく部分と。
この南米旅行に出てから
旅行とは、観光とは何だろう、と
考えています。
朝の7時から夕方5時まで、
丸一日マチュピチュ遺跡にいました。。
マチュピチュは、
写真で知られているように
急峻な山のてっぺんに遺跡があります。
遺跡内を歩き回っていると、
おとぎばなしの中に
迷いこんだような気分になります。
神殿があり、
人々が暮らしていた家々があり、
耕作地であった段丘があります。
どうしてこんなところに
これほどの遺跡が
残っていたのか。
多分、神様が天空で
街を作っている途中で
誤って山の上に落としてしまったのでしょう。
マチュピチュ遺跡に関しては、
まだまだ謎の部分も多いそうです。
マチュピチュは
世界中から観光客が押し寄せます。
だから、物価が高くなります。
得に、電車とバスと入場券の値段は
ペルーの通常の物価と比べると
べらぼうに高い、と言えます。
ペルーはマチュピチュがあるおかげで
観光によって、
かなりの外貨を稼ぐことが
できているのでしょう。
ですが、ホテルは供給過剰なのか
それともローシーズンだからなのか
安いところががら空きでした。
レストランもホテルも
明らかに数が多すぎで
こんなにガラガラで
やっていけるのかと
心配してしまうくらいでした。
過去の遺産で
現代の人たちが食べている姿を
あちこちで見ましたが
やっぱりそれにも限度があるのでしょうか。
いろいろと考えさせられます。
クスコからバスで40分のところに
ピサックの町があります。
町自体は小さいものの
ここのマーケットは
かなり観光地化していて
規模も大きなものです。
このマーケットの裏山に、
インカの遺跡があるということで
ちょっと見てみることにしました。
軽い気持ちで入場口まで行くと
遺跡までは
1時間以上も山を登らなければいけない
ということです。
つい1週間前も山登りをして、
ダウンして帰ってきたような。
ヒイヒイ言いながら
段々畑の跡を登ったのですが
ミニマチュピチュとも言われる
ここの遺跡も
山の上からの風景も
すばらしいものでした。
インカ帝国の首都であった
クスコの街並みは
当時の様子を
ほとんど残していません。
スペイン人によって
ほぼすべて
破壊されてしまったからです。
今残っていて有名なのは
スペイン人が作った
教会や建物の土台になっている
石組みです。
「かみそりの刃も通さない」
と形容される石組みは、
その昔に、いったいどうやって
作ったのだろうかと思うほど精巧にできています。
大地震のときに、スペイン人が作った
建物は大きく壊れたのに、
この石組みはびくともしなかったそうです。
コカ茶
コカイン
コカコーラ
全てコカの葉が
原料になっています。
コカの葉は
主に南米アンデスで
作られています。
コカの葉のお茶は
コカ茶とか
マテ茶とかと呼ばれ
高山病に良く効くこともあり
地元では愛飲されています。
標高3400mのクスコで
試しに飲んでみました。
効き目があるかどうかは
不明でしたが
微かな苦味がある
ハーブティーのような味です。
この葉っぱは
市場や道端でも売られ
葉っぱをそのまま
歩きながら噛んでいる
おじさんもいます。
加工の仕方によって
コカコーラにも
コカインにもなる
コカの葉っぱは
この地域の農民にとって
大きな収益を得る
手段となっています。
こちらでは
あまりに身近で
簡単に手に入るコカの葉っぱですが
日本に持って帰ると
違法になるらしく、
ドキドキです。
Aji de Gallina
(アヒ・デ・ガジーナ)
鶏肉と溶けたチーズが
20種類以上のスパイスが
入っているソースに絡まって
奥深くマイルドな味です。
いいレストランでしか食べられないようでいて、
どこか家庭料理のような滋味が溢れている。
もちろん食べた側から
笑顔が溢れてきます。
ペルーの代表的な料理のひとつで
マーケットで食べる場合は
3ペソくらいで食べることができます。
ちなみに
観光客が多くいる場所で
いいレストランに入ると
30ペソくらいで食べることができます。
ペルーに来たら
食べたいと思っていたもの。
Lomo Sartado
(ロモ・サルタード)
牛肉と玉ねぎをソースに絡めて炒め
それにフライドポテト、
ライスが付きます。
牛肉炒めご飯、といった感じです。
中華の影響も受けているような味付けで
日本人にも馴染みのある味です。
Chicha Morada
(チチャ・モラーダ)
紫トウモロコシ、シナモン、レモン、砂糖
から作られた激甘ジュース。
ちょっと癖のある後味がありますが
飲んでいるうちに
病みつきになってきます。
* トイレがあること。 * リクライニングができること。 * 前の椅子との間が それなりに空いていること。 * 食料を十分に持ち込むこと。 * 途中でストップした時は 外でストレッチをすること。* 面白くない映画でも 時間潰しのために観るようにすること。 * 時間通りに着くことを 期待し過ぎないこと。エクアドルのグアヤキルからペルーのリマまで。国境を越えて30時間バスの旅。もうしたくない。。
グアヤキルのイグアナ公園にはイグアナが沢山居ます。足元にも木の上にもベンチの上にも何処にでも居ます。イグアナは市民の人気者。ちょうど公園に着いた頃はお食事の時間だったらしく、木の上から
イグアナがぞろぞろと降りてきます。体長60センチはあるかと思われるイグアナがぼてっと木の上から落ちてくるので気をつけないとぶつかります。木の上からのおしっこ攻撃にも要注意です。
グアヤキルの人口は約330万人。首都のキトよりも人口が多く雑然としていながらも活気付いている街の感じがします。エクアドルでで朝ごはんというとコーヒー(ネスカフェ)フルーツジュースパンにチーズ一切れ卵(スクランブルエッグかポーチドエッグ)というお決まりのセットがあります。でもそれよりも地元の人も沢山行くマーケットでの朝ごはんの方が魅力的です。見ても良く分からない物が多いので美味しそうな物を食べている人の横に座って、同じものをオーダーします。ガイドブックには、市場で食べるのは衛生面で不安があると注意されていますが、出来るだけ火が通っているものを選ぶことときれいそうなところを選ぶことを心がけてリアルな地元の味を楽しむのもいいものです。おいしくて、とにかく安い!
Banosという街から
レンタサイクルで30キロ弱、
滝を目指して出発しました。
アンデスの谷を
ひたすら下って行くので
楽々だと思いきや
山あり谷あり
トンネルあり
砂利道あり
で
出発10分後には
体力の限界を
感じ始めていました。
約4時間後、
滝ツボで泳いでリフレッシュ。