2009年5月8日金曜日

すきやき帰国


バスに揺られて移動していたある日の午後、
私はすきやきのことを考えてはじめていました。

やわらかいお肉に
しょうゆと砂糖をかけ、
溶いた生卵で食べるあの食べ物です。

すきやきのイメージが頭から離れません。

すきやきは、南米では食べることが難しいものです。
サルモネラ菌などがいるかもしれない
生卵は危険すぎるからです。

3月の初旬、ついに帰国の時を迎えました。
もちろんはじめてのご馳走は、すきやきです。

夢にまで見たすきやきに、
そして、白米の美味しさに
改めて日本食の「ほっとする感じ」に、
帰ってきたことを実感しました。

南米の空の下で
たくさんの風景、たくさんの人々、
そしてたくさんの食べ物に出会いました。

ぜんぶ、かけがえのない大切な思い出です。
そして、帰る場所があること。
ほっとできる食べ物がここにあること。
それも、とても大切なことだと改めて感じています。


Nambei Delicioso Newsをご愛読してくださった皆さん、
これまでおつきあいいただきありがとうございました。

これからも、自分に
そして皆さんに
Deliciosoな日々を祈っています。

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