2008年11月18日火曜日

11月1日 ミイラの役割


メキシコでは
お墓が足りないそうです。

メキシコは
一人につき、一つのお墓。

日本のように
一家のお墓があって
そこに家族が入るのは
土地が不足しているところでは
効率的なのかもしれません。

グアナファトには
ミイラ博物館というところがあります。

乾燥した鉄分の多い土地のため
保存状態の良いミイラが多く、
これも墓地不足解消の一手になっているそうです。

ここのミイラは地元の方から
子供や外国人までさまざまです。
直接弔う家族がいない方たちのようです。

それほど遠くない昔に
この街に生きていた人たち。

とは、なかなか実感を持って
見ることができませんが

グアナファトの
有名な観光名所のようで、
結構人が入っています。

これも、「死者の日」に代表されるように
死をポジティブに捉える
メキシコの土地柄でしょうか。

帰りがけ、ミイラ博物館の裏にある
墓地を覗いてみると
色とりどりの花や飾りで
華やかな雰囲気でした。


ちょうど「死者の日」を
週末に迎えるからです。

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